こんにちは!マスターです!
細マッチョを目指すなら、ただ筋肉がついて引き締まっているだけでなく、体の中から健康的になりたいと思いませんか。
健康と細マッチョは切り離すことはできません。
なぜなら、体の内側から健康でないと健康的に筋肉をつけられないからです。
健康に悪影響を与えるといわれているものがたばこです。
今回はたばこと筋トレの関係について紹介します。
筋トレにたばこは関係ないのか?

たばこは体に悪いとわかっていても、喫煙者はなかなかやめるのが難しいですよね。
今度こそ禁煙をしようと思っても、数日でその意気込みは消え失せてしまい、たばこに手を伸ばすことに。
そんなことも珍しくありません。
関係ないという意見もありますが、たばこは体に悪影響を与えるだけでなく、筋トレ効果にも影響を与えます。
たばこをやめられないのは、いかにたばこが体に悪いのか、筋トレに影響を与えるのかしらないからです。
そこで、なぜ筋トレに関係があるのかを説明します。
筋トレにたばこが関係あると言われる理由

筋トレにたばこが関係あるといわれる理由は4つあります。
1つめは肺機能の低下です。
筋トレ中には酸素を多く取り込みます。
しかし、たばこを吸っている方は肺の機能が落ちて酸素をたっぷりと取り込むことができなくなっていると考えられます。
酸素が不足をすれば体力が落ちて、筋トレを継続することが難しくなります。
登山をすると標高が高い場所では酸素不足になり、ふらついたり場合によっては動けなくなることがあります。
筋トレ中の酸素不足もこのような状態に似ています。酸素が不足をすれば、正しいフォームで筋肉を鍛えることができないのです。
2つめの理由は血液循環が悪くなることです。
取り込んだ酸素は血液によって全身に運ばれています。
食事やサプリメントなどから摂取した栄養素も、血液が運んでくれています。
酸素や栄養が全身に供給されることで代謝が活発になり、筋肉の修復も進みます。
ところが、たばこは血管を収縮させて血液循環を悪くします。
血液循環が悪ければ、酸素や栄養を体の隅々に十分な量届けることができず、筋肉の回復を遅らせます。
3つめはモチベーションが低下することです。
酸素や栄養をしっかりと体の隅々に届けることができないと、筋トレをしてすぐに疲れるようになります。
疲れると筋トレをやりたくなくなりますよね。
また、たばこの影響で筋肉の修復が遅れてしまうため、どんなに頑張っても周りよりも体の変化を実感しにくくなります。
周りと比べてガリガリだったりなかなか成果がでないと、モチベーションが低下することでしょう。
4つめは肝臓への影響です。
たばこにはさまざまな有害物質が含まれています。
これらを分解する臓器が肝臓です。
たばこは肝臓の負担を増やし、肝臓に影響を与えます。
肝臓は解毒をするだけでなく、タンパク質や炭水化物をエネルギーに変える部位でもあります。
肝臓の機能が低下をすれば、エネルギーに変える力は低下をして、筋肉がつくスピードが遅くなってしまいます。
たばこを吸うことによる受ける影響

たばこは筋トレに影響を与えるだけでなく、他にも体に影響を与えます。
たばこを吸っている人は余命が短くなるといわれています。
70歳の時点で生存率を見た場合、たばこを吸わない人は81%なのに対し、たばこを吸っている人は58%だったという報告があります。
肺がん、食道がん、脳卒中、骨粗しょう症、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞など、さまざまな病気の原因になるのです。
肺がんのリスクは喫煙者は4~5倍にもなります。
肺がん患者のうち男性の70%はタバコが原因と判明しています。
たばこを吸わなければ肺がんを予防できたともいえるのです。
そして、ビタミンCを大量に消費します。
たばこ1本を吸うとビタミンCを25~100mgも失ってしまいます。
ビタミンCはコルチゾンの分泌を抑えてテストステロンの分泌を増やすので、筋肉を増やすためには欠かせません。
そして、美容面にも影響を与えます。
たばこを吸うと活性酸素が大量に発生をします。
活性酸素は健康な細胞をさびつかせる物質で老化を進行させます。
シミ、シワ、たるみなども活性酸素の影響です。
さらに、たばこに含まれる物質で葉が黄色くなったり、口臭も気になるようになります。
細マッチョを目指すのは、モテたいからとか自分に自信をつけたいからではないでしょうか。
しかし、シミやシワなどがあったり、口臭や歯の黄ばみが気になるようなら、このような目標は達成できません。
たばこをやめると、目覚めがよくなる、体がすっきりする、食事をおいしく感じられる、口臭がなくなるなどの変化を実感できます。
まとめ
いかにたばこが筋トレに悪いのか、体に影響を与えるのか知っていただけたでしょうか?
健康的な細マッチョを目指すには、禁煙が不可欠です。
自分だけの努力で禁煙できないときは、禁煙外来に相談をするものよいでしょう。